身近な方を亡くされたときに。身近な人を失った悲しみを分かち合い、いのちについて考え行動する開かれた場になる事を目指しています。

身近な方を亡くされたときに

大切にしていること

分かち合いの会では身近な人を亡くされた方々が、ありのままの姿で集い、共にすごすことができればと願っております。参加者の皆さんが安心して、率直に胸のうちを語り合うことができる場であるために、大切にしていることは以下の通りです。
(1) 分かち合いの会、ひまわりの会、それぞれの集まりで出た話はその場限りとしてください。メモ、録音、写真をとることはできません。知り得た個人の秘密はかたく守りましょう。
(2) 喪失の苦しみは各人固有です。自分と誰かを比べて、どちらの苦しみが大きい、小さいなどと比較することは意味がなく、傷つけあうおそれがあります。こうした悲しみくらべはひかえましょう。
(3) 秘めておきたいことも、質問されると反射的に答えてしまいがちです。遠慮なく「答えたくない」という意思を示してください。逆に、特定の人を指名して質問することは、できるだけ避けてください。
(4) 予約は不要ですが、開始時間には遅れないようにご参加ください。途中の退場は自由です。
(5) 布教、営業、政治活動はお断りいたします。
(6) 参加者の名簿はどなたにも開示いたしません。個人的に交流を希望される場合は、各人の責任において連絡先を教え合っていただいています。なお、初対面の相手に連絡先を教えることは、あまりおすすめできません。


よくある質問


(Q)どんなことをするのですか?

(A)テーマや指導者は設けず、体験者どうしで懇談していただきます。お話しになりたくなければ、ただ聞いておられてもけっこうです。もしお答えになりたくない質問を受けてしまったら、お答えになる必要はありません。社会的役割や「…ねばならない」は、ちょっとドアの外に置いておき、この場では一番気の済むやりかたでご参加ください。

(Q)プライバシーが漏れることはありませんか?

(A)参加者、スタッフを問わず、「分かち合いの会で聞いた体験談を、本人の許可なく他の場所で話さない」というお約束で運営しています。また、会話の記録、録音、写真などを取ることはご遠慮いただいています。
参加者の名前、連絡先などのお問い合わせには、会としてはお答えいたしかねます。個人的にさらに深く知り合いたい相手がおられる場合は、当事者同士の責任において連絡先などを教え合っていただいています。

(Q)申し込みが必要ですか?

(A)事前の申し込みは必要ありません。その日の体調、気分などで、参加する、しないを決めていただいてけっこうです。

(Q)人前で話すのが苦手ですが、何人くらい集まりますか?

(A)日によって違いますが、およそ10人から20人です。

(Q)会員でなくても参加できますか?

(A)できます。会員であるかないかは、参加費を除いて、運営上なにも区別していません。

(Q)宗教などの勧誘を受ける心配はありませんか?

(A)布教、営業、政治活動はご遠慮いただいています。もちろん、本会として特定の宗教を推薦するようなことも行っていません。

(Q)参加資格はありますか?

(A)身近な人を亡くされた方であれば、年齢、性別、故人との関係、死因、死別時期などは問いません。実際に、来られる方の事情はさまざまです。亡くされた対象は、配偶者、子供、同胞、親、恋人、友人、社会的非容認関係の相手など。死因は、病気、事故、自殺、犯罪、不明など。